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ローポリ講座

■モデリング「手をどうする?」

 

 

ローポリを一から作る時に僕がいつも悩むのが「手」です。

手のモデリングというのは、5本指全てを作れば相当のポリゴン数を使うんですよ。

逆に省略しようと思えば簡単にポリゴン数減らすことも可能な部位なんですよね。

指を全てくっつけてテクスチャで表現すればいいだけですし。

 

なので手をモデリングする場合は、ちゃんと計画を練ってから実行しましょう

手は、よほどのデフォルメキャラで無い場合は、体全体に対して比較的小さいパーツです。

実際ローポリ全体が画面に表示される時は手なんてあまり見えません・・・

 

ですが、ゲーム用キャラなどで手元がアップになる場合だってあるでしょう

ポーズ取らせて絵として見せる場合も何かを持たせる時、手が「パー」だと、違和感があるでしょう。

 

・・・やはり悩みますね。

ポリゴン数などに制限が無い場合は五本すべてをモデリングしておくのが無難でしょうか?

ただ、UVマッピングやボーン、ウエイト設定、何もかも面倒で扱い辛くなるのも事実・・・。

 

この問題に正解は無いんであとは自分のキャラの条件にあった方法を取る事になるんですが、

一応具体的な案を出しておきますので参考にしてみてください。

 

 

左の手はゲーム用で武器を持ったり、画面上でアップになる可能性があったので、

五本指全て作りました。これで△228です。

 

右の手は初音ミクのデフォルメキャラなのですが、袖に隠れて手がほとんど見えないので

かなり簡略化して作りました。こちらが△26です。

 

約、10倍近い差になりましたが、あなたのモデルの条件はどちらに近いですか?

もしポリゴン数不足で悩んでるんであったらこの様に大胆にポリゴンを減らしてみるのもいいかもしれませんね。

その他にも「人差し指と親指と残り三本は一体化」だったり

「人差し指と中指と親指と残り二本は一体化」だったり、色々と省略化を計れます。

ボーンを仕込まない手の場合、ピーンと指を伸ばしたモデリングではなくて、

手の力を抜いた時のような形でモデリングすればより一層自然に表現することが出来ます。

 

あなたのローポリモデル、手をどうする?

 

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