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ローポリ講座

■モデリング「△ポリゴンを意識せよ」

 

 

難しい話しは避けますが、ポリゴンは三角形の集合体で形成される場合がほとんどです。

メタセコで四角ポリゴンを表せていても内部では三角ポリゴンが二枚で成り立ってるらしいのです。

これはdirectXなどでもそうなので、ポリゴンをゲームだとか他のプログラムで表示する場合

あなたが四角で作っていても強制的に三角ポリゴンに変換されるって事です。

 

今回のテーマは△ポリゴンを意識してモデリングをするって事。

四角を三角に変換しようがどうって事ない気がしますが、問題は思ったより深刻です・・・

以下、順を追って説明します。

まず、

 

 

この画像の赤で囲った四角ポリゴンがある。

この四角ポリゴンをそのままにしておいた場合や

メタセコの機能である「四角形面を三角形化」を使って機械に任せて自動的に三角ポリゴンに変換すると、

 

 

自分の意思とは関係なくこの2パターンのどちらかになります。

あなたならどちらで割ります?どちらも同じに感じませんか?頂点と辺を非表示にして確認して見ましょう!

 

 

うん、どちらも同じであります。問題なし。つまり四角形は別にそのままにしておいてOKだ!

と思うでしょう。いや!僕はそう思っていたんだ!!

しかしこのモデルを少し回転させてみる・・・

 

 

すると矢印の部分に違和感を感じる・・・間違い探しなんてチンケなものじゃない!

思わず舌打ちするレベルの深刻な問題であった。

 

と、いう訳でございます。

特に注意が必要なのは、顔など、丸みの多い部分可動部分(関節等)です。

特に可動部分は形状が変化するので、上手く工夫しつつ三角形を使わないと

思わぬ形状になりかねないのでよく観察して下さい。

 

あなたの意図した様にキチンと△ポリゴンで作りましょう。他人(機械)は信用してはいけません。

 

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